できないことはしなくていい。
シナリオ作成の敷居が高いというならその敷居を下げればよい。そう、例えばシナリオに神話生物を出さない、などだ。
僕は神話生物をほとんど知らない。ティンダロスのわんわんとか無貌の某とかその辺の有名どころしか知らない。あとヨーグルトソースとかアザーッスとかなら名前だけ知っている。非常にざっくりいうと、イソギンチャクか、それ以外の海産物か程度の認識である。
どうやらイソギンチャクとウミウシにはなにやら因縁があるらしいけどそんなことは私の知ったことではない。
そういう設定を利用するよりもゼロから作った方が早い。僕が狐狸妖怪を愛するにはこんな理由もある。
さらに僕は人間同士の思惑が絡み合った感じのアレが苦手だ。物語としては大好きなんだけどいざ自分でそういうものを作ろうとするとどうにもできない。苦労して設定を練りこんだところで結局それを運用する段になると自分の物差しで動かしてしまうからだ。
それよりも度し難い方向に向かって愚直に進んでいこうとする狐狸妖怪の方がずっと整合性が取りやすい。奴らはただの現象であり、そこに理由はない。水が高いところから低いところへ流れるがごとく奴らにとって当然のあり方が、PLには不思議に見えてしまう。そういう現象をシナリオとして仕上げるの方が僕にとっては扱いやすい。
CoCについてはPL経験1回、とカウントしていいものかも怪しいお試しプレイの1回しかなかった僕が一足飛びにシナリオ作成に踏み切ったのはこういう自分の趣味志向がうまいこと噛み合っているなと感じたためである。
つまるところ、僕はCoCらしいCoCはまだできない。それでもシナリオ作成くらいは何とかなる。やっているうちにできないことも減ってくるだろう。できないことを無理してやろうとするよりも、楽しみながらやるほうがいいに決まっている。
必ずしもルールブックを遵守する必要なないし、載っていない事を追加したっていい。
とりあえずやってみれば、意外と何とかなる。
日本規模で離散しているTRPGサークル「interdice」のことについて書いたり書かなかったりするブログ。クトゥルフの呼び声TRPGの7版とか、地方シナリオとか書いてコミケに出たりしています。
2015年9月26日土曜日
2015年9月7日月曜日
ロゴを作ってみようとしたけどわかったのは想像力のなさだけだった
サークル名のロゴを作ってみよう、だなんて話が出たのはもう一月も前の事だった。
C88で同人誌を売っていた私達に、名刺をくれた方々が何人かいたのだ。
しかしわれわれには名刺がなく、申し訳無さそうに受け取るくらいのことしかできなかった。
今回のコミケの反省会には、もちろんこの話が出てきて、名刺をつくろうという案が出てくるのはむしろ必然だったと言える。
その関連として、「名刺に乗っけられるロゴみたいのがあればいいね」という話になったわけだ。
とりあえずまったりとデザインを考えて、年末までにひと通りのことができればいいやとは思っている。ただ、そういったアイデアを練って具体化するのは早ければ早いほど、多ければ多いほどいい。というわけでこうやっていろんなフォントにサークル名を出しつつうんうんやっている。
まあ、むずいよね。上のは全部フリーフォントだけど、有料フォントの美しさを再認識しただけだった。かろうじてArialだけが戦えそう。まあHelveticaの だし。
まあいい案がないではない。通勤がてらゴシゴシとメモ帳に書きなぐっている。
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