2019年1月11日金曜日

Call of Cthulhu6版(クトゥルフ神話TRPG)のシナリオを7版で遊ぶために


Call of Cthulhu7版、遊んでますか?
まだ遊んでいない人の中には、ルールが大規模に変わったことから「今までのシナリオやキャラが使えなくなるやん!」と思う人もいるかもしれません。しかしケイオシアムはその辺をしっかりカバーしていまして、バーチャルコンソールで昔のゲームを遊べる3DS並みの手厚いサポートをしてくれています。
ルールブックP390に、シナリオやキャラクターを7版に対応させるための方法が記載されているのです。さらに、この部分はDriveThruRPGで無料ダウンロードできるのです!
もちろん英語で書いてあるので、下に簡単な解説を書いておきます。この付録は6版と7版の比較としてもわかりやすく、一度読んでみることをお勧めします。

探索者のステータスを対応させる

  • STR, DEX, CON, SIZ, APP, INT, POW, EDUの数値を5倍する。また、これらの数値を2で割って端数を切り捨て、1/2のHardロールをするときのために記録。
  • 幸運とHPはそのまま。
  • 端数の切り捨て、切り上げルールが過去版と異なるため、NPCやモンスターの数値が1異なる場合があるが、過去版のまま使用していい。
  • EDUが18以上の場合は表に従います(Table XVI参照)。
  • 加齢による数値の変更は特に戻さなくてもいい。
  • ダメージボーナスが-1D4、または-1D6の場合はそれぞれ-1, -2とする。
  • Buildと移動度を設定(7th P33参照)。
  • 技能値については基本的にそのままでいいが、次の点に注意。
    • 7版で存在しない技能を取得している場合は、割り当てた分をプールして、再度振りなおす。
    • いくつかの技能が統合されている(ライフルとショットガンなど)。この場合もどちらかを統合後の技能に適用し、もう一方を振りなおす。
  • 富裕度(信用度)は、過去版でもし裕福さの設定がある場合はそれをそのまま使用し、数値は気にしなくてもいい。そういったものがない場合は、探索者の懐に応じて設定。
  • 戦闘技能のうち、素手による戦闘技能は全て「戦闘(こぶし)」に統合されている。特に振りなおしなどはせず、KPはこれまでの技能を適切な場面で使用してかまわない(例えば地面に倒れている相手に対して足蹴りなど)。(振りなおしてもいいとは思う)
  • 6版から統合・分化した技能についてはP392に表でまとめられている。

NPCやモンスターなどへの対応

  • ステータスは探索者と同様5倍する。
  • 技能はほとんどがそのまま使えるが、もし使えない場合は適当な技能に置き換えて使う。
  • 戦闘技能については、そのキャラクターが持っているものすべてを統合してしまって、最も技能値が高いものを使用するといい。
    • 戦闘(こぶし)のみ例外。過去版の初期値が50%だったので、これを25%とする。
  • 攻撃方法については、KPの叙述で対応し、単にダメージを与える以外の攻撃をしたい場合は戦闘マニューバを使用する。
  • ダメージボーナスやMOVは変更しなくていい。

シナリオへの対応

  • 7版のアイデアロールは過去版と異なるため注意。7版では「INTロール(intelligence roll)」と「アイデアロール」に分かれている。
    • INTロールは、探索者が何か難しい謎解きをしようとするときに使う。
    • アイデアロールは、プレイヤーが探索中に詰まってしまった時に使用する。重大な手がかりを見失った時や、そもそも何したらいいかわからなくなっている時など。7版では、このロールの使用は抑制的であるべきとされている(そもそも明らかにわかる手がかりはロールなしでわかるようにすべきという思想)。
  • 技能値を+したりする措置は、5以下なら無視していい。7版ではボーナスダイスやペナルティダイスが使えて、ざっくり+20%, -20%の補正になる。ダイスの成功度を制限したりこういったボーナスダイス・ペナルティダイスを使うといい。また、プレイヤーは「Pushロール」も使える。
  • 対人技能(言いくるめ、説得など)に脅迫や魅了が加わっている。柔軟に選択して使用すればいい。
  • 能力値ロールをする場合は次に従う。
    • Extreme難易度のロールでは、能力値をそのまま使う。
    • Hard難易度のロールでは、能力値を2倍あるいは3倍して使う。
    • Regular難易度のロールでは、能力値を4〜6倍して使う。
    • 能力値を7倍あるいは8倍してロールすると、ボーナスダイス付きのRegular難易度ロールのように使える。
  • 対抗ロールはダイスの成功度を比較する(全記事参照)。
  • 毒の効力値(POT)は1〜9をMild、10〜19をStrong、20以上をLethalとして扱う。
  • 魔術書を読んだ時のクトゥルフ神話技能の上昇は、7版では初期クトゥルフ神話値と完全クトゥルフ神話値に分かれている。初期値は斜め読みした時の上昇値、完全値は深く読み込んだ時の値。この2つの値を計算するには、シナリオ中で出てくる魔術書を読んだ時のクトゥルフ神話技能上昇値を3で割り、端数切り捨てして初期値を計算し、さらにそれを元の値から引くことで完全値を得る。言葉で書くと全然わからんなこれ。
    • 例えば元の値が+11%の上昇の場合、初期上昇値が11/3で+3%(端数切り捨て)、完全上昇値が11-3で+8%となる。元の値の上昇値と合計値を合わせるところがポイント。

思ったよりやることが多かった。でも上のことに注意すれば、あなたの6版シナリオがモダンな7版シナリオに早変わり!さあ7版をプレイしよう!

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