おくれましたが、明けましておめでとうございます。コロナ禍は収まっていませんが、今年こそイベントやゲーム会などが存分に開催できる年になることを祈っています。
さて、年末年始は帰省もできず暇だったので、CoCのシナリオを書いたり、Deltagreenのルールを覚えたりしていましたが、このところはマンカラ本を本格的に書く準備をしています。だいたい同人誌くらいにはなりそうだと踏んだので、16Pくらいの簡単な本にするべく動いています。
そこで少し調べているのがマンカラの別名とまことしやかに囁かれている「アフリカ碁」という別名。これ、たいして普及していない割には誤解のある名前(だって囲碁とはぜんぜん違いますしね)だし、その癖して初出が全くわからないのです。
ざっと探せる範囲だと、大阪商業大学が2006年に開催した「囲碁とその仲間たち」展での説明がそこそこ古いものです。この展覧会について紹介した毎日新聞2006年1月28日付の記事にもこの言葉がありました。
また、1999年発売のMSDジャパン社製PCゲーム「ジャンル別ゲーム集 碁石ゲーム」の製品説明にも「マンカラ」を「アフリカ碁」として紹介されているようですが、この製品を手に入れられていないので未確認です。
使われ方の範囲からして、なにか論文や書籍に書かれていないかと探してみましたが、増川宏一先生の著作や民族遊戯大事典などのマンカラについて述べてそうな本にはありませんでした。
どこかのゲームサークルが呼びだして流行ったとかそういうやつなんでしょうか。全く分からない……。マンカラを調べだしてからというもの、こういう感じで尻切れトンボになることが多いですね。
今は海外資料を中心に漁っています。Toguz Korgool/Toguz Kumalak (ドグス・コルゴールと言えばいいんでしょうか)という中央アジアのマンカラがなかなか面白そうです。大会も精力的に開かれているみたいですね。実は盤をebayで購入しました。爆速で届いてびっくりです。
そんなこんなで2021年もマイペースにやっていきます。コミケは相変わらずCoCローカルシナリオ集で応募しました。当選を願うばかりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿