2020年8月19日水曜日

日本国内のマンカラ関連文献個人的まとめ

 マンカラ本のやる気が意外にも続いているので、とりあえず日本語でマンカラについて言及している文献を古い方から漁ってみようと考えました。調べた限り見つけたものをまとめています。

また、検索でだけ引っかかってまだ中身を見られていないものもあります。

  • 増川宏一, "ものと人間の文化史 29・盤上遊戯", 152-158, 1978.
    • 増川さんはかなり長期にわたって遊びについて研究されている大家。将棋が主領域のようだけど、それだけでなく世界の遊びを広範囲に網羅していてその執念に圧倒される。
  • 日本レクリエーション協会, "盤上遊戯 - 十六むさし マンカラ 福笑い", レクリエーション=Rec (351), 20-22, 1990.
    • おそらく遊び方の紹介記事?日本レクリエーション協会は現在販売しているマンカラボードの監修などを行なっており、マンカラの普及に昔から力を入れている様子。
  • 大林太良岸野雄三寒川恒夫山下晋司 編, "民雑遊戯大事典", 多数, 1998.
    • 図書館で確認した限りではかなり多数の著者が言及している。「1830年代にシリアでマンカラをしている姿が見かけられた」と言及していたけどどこの論文にあるんだろう?
  • 増川宏一, "ものと人間の文化史 134・遊戯 その歴史と研究の歩み", p.p.60など多数, 2006.
  • 増川宏一, "盤上遊戯の起源と古代の遊戯盤", シミュレーション&ゲーミング, 25(2), 85-92, 2012.
    • この論文は石に彫られたマンカラボードの論文を引用していてかなり役に立ちそう。
あとは日本語論文がいくつかあるようですが、ゲームとしての解析が主のようですね。この分野は英語論文探した方が早そう(と思って以前見かけた4,6Karahの解析論文探したけど見つけられなかった…)

とりあえず1日だけの調査なのでもっとあったら追記します。1980年代後半にゲーム雑誌のムックで紹介があったという情報があるので確認しています。

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