2020年8月17日月曜日

マンカラ本をまた書き始める

 先日北海道から船で居住地に戻ったのですが、その行程中あまりにも時間を持て余していたので、以前から書こうと思っていたマンカラの同人誌原稿に手をつけ始めました。

マンカラはアフリカや中東、東南アジアで広く遊ばれている世界でも最古級のボードゲームです。日本でもボードゲームブーム以前から知育遊戯として30年近く遊ばれているようです。最近では任天堂の「世界のアソビ大全」でもマンカラ(カラハ)が収載されて、プレイ人口が増えていると思われます。

一方で、マンカラの歴史はあまりよくわかっていないところが多く、欧米世界でも1894年にCulinが紹介したことが最初期の事例で、それ以前は判然としません。また、日本での広がりもよくわかっていません。調べた限りでは日本レクリエーション協会が、1994年に部内紙で取り上げたことがあるようですが、個人的にはもっと昔の文献があるのではと思っています。日本語のマンカラ文献は、主にゲームの紹介や数学的な解析が散発的にあるだけのようです。

アブストラクトゲーム博物館さんでも紹介がありますが、海外文献ほど詳細ではありませんでした。

ということで、マンカラについて日本語で調べたことをまとめておくのは有意義であろうかと思っているわけです。とりあえずCulinの論文やThe complete mancala games bookを通読しながら、概説のようなものをまとめようかと思っています。

いつできるかはわかりません。とりあえず下のような項目をまとめたいと思っています。

  • マンカラの概説
  • マンカラの歴史(発見史というべきか)
  • 日本のマンカラの展開と浸透
  • マンカラのルール
  • マンカラのバリエーション
  • マンカラの戦略
  • etc


なお、次回のゲームマーケットはこれではなく、CoC 7th岡山シナリオ本にするつもりです。がんばります。

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